NFTアートについて調べたんだけど、自分みたいな学生でも始められるのかな?あと、親の協力がないとできないとか…。学生向けにわかりやすく解説してください!
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 学生でもNFTアートは始められる【条件あり】
- 学生がNFTアートを始める方法【4つの手順】
- 学生がNFTアートを始めるときの3つの注意点
この記事を書いている僕は、現在14歳の中学2年生です。ブログで月収5桁ほど稼いでおり、収益はすべてNFTや仮想通貨に使っています。
今は世界中でNFTアートが流行っていますが、「NFTアートは学生でも始められるの?」という疑問があるかもしれませんね。
そこで今回は、「学生がNFTアートを始める方法」について解説します。
この記事を読めば、学生のあなたでもNFTアートを始められますよ。
なお、学生でNFTアートを買いたいのであれば、【お小遣いでOK】学生でも買えるNFTアートを3つ紹介する【活用方法も解説】をどうぞ。
学生でもNFTアートは始められる【条件あり】
結論として、学生でもNFTアートは始められます。
NFTアートは5ステップで始められる
NFTアートを始める手順は、次の5つです。
- 手順①:仮想通貨の取引所で口座開設する
- 手順②:MetaMaskでウォレットをつくる
- 手順③:仮想通貨の取引所でETHを買う
- 手順④:MetaMaskにETHを送金する
- 手順⑤:OpenseaでNFTアートを取引する
この5ステップを始めるときに使うツールが「取引所」「MetaMask」「Opensea」ですね。
すべて無料で使うことができるツールなので、学生でも問題なく始めることができます。
条件:親の協力がないと始められない
条件として、学生がNFTアートを始めるには親の許可がないといけません。
その理由としては、「取引所の口座開設が18歳未満はできないから」ですね。
- 手順①:仮想通貨の取引所で口座開設する←ここ
- 手順②:MetaMaskでウォレットをつくる
- 手順③:仮想通貨の取引所でETHを買う
- 手順④:MetaMaskにETHを送金する
- 手順⑤:OpenseaでNFTアートを取引する
上記のタイミングで、親の許可がないといけません。
18歳未満の学生であれば、親に許可をもらってNFTアートを始めましょう。
僕の場合は親の許可がありました。
まだ中学生ですが、数万円の取引をしつつ、投資で稼いでいます。
NFTアートを始めるときの初期費用
学生がNFTアートを始めるハードルの1つに「初期費用」があります。
結論として、NFTアートは「転売して稼ぐ」もしくは「出品して稼ぐ」というタイミングで初期費用がかかります。
NFTアートを転売して稼ぐときの初期費用
- NFTアートの価格:0〜10万円ほど
- NFTアートのガス代:5,000円ほど
このような感じで、NFTアートを転売して稼ぐときには初期費用が「5,000円〜10万円」くらいかかります。とはいえ、作品によって価格は大きく変わるので要注意。
最近では「フリーミント」といって、無料でNFTアートを販売するNFTアートもあるので、ガス代の5,000円ほどに抑えられることができます。
こういったNFTアートの初期費用については【ガス代50%OFF】NFTを始めるときの初期費用【出品・転売・ゲーム】からどうぞ。
NFTアートを出品して稼ぐときの初期費用
- 取引所からMetaMaskに送金する手数料:1,000円〜2,000円
こういったイメージです。NFTアートを出品して稼ぐのであれば、1,000〜2,000円くらいあればOK。
なお、2022年春までは初期出品のときにガス代が「1万円」くらいかかることがありました。しかし、2022年春からガス代は不要になっています。
昔と比べても格安で出品できるようになったので、学生でも払える金額ですね。
実例:学生がNFTアートで稼いだ例
もしかしたら「初期費用が高いから、ハードルが高いな…」と思うかもしれませんね。しかし、もし転売や出品で成功したら、初期費用の100倍にもなって収益が返ってくることもあります。
下記は、そういった学生がNFTアートで成功した例です。
実例①:小学3年生の絵が80万円で落札
このNFTアートはニュースでも話題になったので、知ってる人も多いですよね。
「Zombie Zoo」というNFTアート全48点ほどの取引高は約380万円ほど。売上は、約80万円ほど。
実例②:12歳で4,000万円ほど稼いだ少年
12歳のベンジャミン・アフメドは「NFTアートの出品」で約4,000万円を稼ぎました。
作品名は「Weird Whales(おかしなクジラたち)」というもので、ピクセルで描かれているシンプルな見た目です。
こういった成功例はごく一部ですが、「学生でもNFTアートで稼げる」という証明にはなりますね。
僕の周りにも、「NFTアートを始めている学生」はたくさんいます。
イラスト好きであれば、「NFTアートの出品」で稼げるチャンスですよ。
学生がNFTアートを始める方法【4つの手順】
それでは、学生がNFTアートを始める手順を、次の4つに分けて解説します。
- 手順①:仮想通貨の取引所で口座開設する
- 手順②:MetaMaskでウォレットをつくる
- 手順③:仮想通貨の取引所でETHを購入する
- 手順④:MetaMaskにETHを送金する
手順①:仮想通貨の取引所で口座開設する
まずは仮想通貨の取引所で口座開設します。
取引所では、NFTアートを買うための「イーサリアム(ETH)」を買うことができます。
イーサリアムを買うためには「bitFlyer」という仮想通貨の取引所で口座開設しましょう。口座開設は18歳未満だとできないので、親に協力してもらって口座開設すればOK。
なお、bitFlyerの口座開設は無料でできます。10分くらいでできるので、サクッと始めちゃいましょう。
参考:【10分で完了】bitFlyerで口座開設する3つの手順【ビットフライヤー】
手順②:MetaMaskでウォレットをつくる
次に、MetaMaskでウォレットを作ります。
ウォレットとは、仮想通貨を自由に扱うための「財布」みたいなイメージ。
ウォレットは「MetaMask」の一択です。
MetaMaskは「メアド・パスワード登録」が不要なので、学生でもウォレットを作成できますよ。
参考:【完全解説】MetaMask(メタマスク)の使い方を解説【登録・入金・送金の方法】
手順③:仮想通貨の取引所でETHを購入する
ウォレットを作成できたら、bitFlyerでETHを購入しましょう。
bitFlyerで仮想通貨を買う方法は、次の2つがあります。
- 取引所→一般ユーザーから売買する
- 販売所→運営会社から売買する
結論としては、「取引所」のほうが安く買えるのですが、初心者なら「販売所」のほうが使いやすいですね。なお、bitFlyerでは次の画面から買うことができますよ。
手順④:MetaMaskにETHを送金する
それでは、MetaMaskにETHを送金しましょう。
bitFlyerからETHを送金する方法は、次の3ステップです。
- bitFlyerの公式ページから「入出金」をクリックする
- MetaMaskのウォレットアドレスをコピーする
- bitFlyerのページにペーストして送金する
この3ステップで送金できますよ。
慣れれば3分くらいで送金できるので、サクッと送金しちゃいましょう。
最後に:NFTアートの転売・出品をする
最後に、NFTアートの転売・出品をしましょう。
これは簡単な作業なので、参考リンクだけを貼っておきますね。
学生がNFTアートを始めるときの3つの注意点
それでは、学生がNFTアートを始めるときの注意点を解説します。
次のとおり。
- 注意点①:公言しないほうが良い
- 注意点②:損するリスクがある
- 注意点③:ハッキングされるかも
注意点①:公言しないほうが良い
学生だと、「もしNFTアートで稼いだら、学校で言っても良い?」という疑問があるかも知れませんね。
結論としては、あまりオススメしません。僕みたいな中学生だと、教員の耳に届いたときに何かしらの規制がかかるかもしれないから。
大学生とかなら問題ないですが、もし知り合いに教えるとしても「理解してくれる人」にしましょう。
注意点②:損するリスクがある
当たり前ですが、NFTアートは「投資」の1つでもあるので損するリスクがあります。
なので、NFTアートの将来性を見極めつつ購入するべき。
将来性は「稼いでいる額」でわかる
NFTアートの将来性は「稼いでいる額」を見るとわかります。
「プロジェクトが稼いでいる=将来性がある=価格が上がる」と考えられますよね。
そして、プロジェクトが稼いでいる額は次の計算で求められます。
取引高×ロイヤリティ率=収益
こういった数字は、Openseaから見ることができます。
例えば、Crypto Ninja Partnersの場合は次のようになりますね。
5285ETH×10%=528.5ETH(約124,418,245円)
これで「稼いだ額」を見ることができます。
プロジェクトがしっかり稼いでいるなら、将来性がありますよね。
もし「メタバースを作ります!」というプロジェクトなのに、稼いでいる額が「50万円」とかだったら将来性がないのがわかるはず。
なので、どのプロジェクトがどれくらい稼いでいるかを見て投資先を決めましょう。
注意点③:ハッキングされるかも
NFTアートのもう1つのリスクとして「ハッキング」があります。
もしかしたら「自分はハッキングなんてされない」と考えているかもですが、NFTの世界では当たり前のようにハッキングが行われています。
上記は、1年間のNFT盗難総額が130億円を超えたというニュースですね。
それほど、当たり前のようにハッキングや詐欺があるわけです。
なお、NFTアートのハッキングに遭わないための方法については【事実】NFTアートの最大のリスクはハッキングです【初心者向け】で解説しています。
行動しないのも、1つのリスクです
というわけで、今回はここまでです。
最後に1つだけ話があり、それは「行動しないのも、1つのリスク」という話
「NFTアートが気になるけど、学生だから心配」という考えの人は、NFTアートに対する本質を勘違いしています。
- お金を失うリスク
- 時代に取り残されるリスク
この記事を読んでいる9割の人が前者をリスクと考えますが、本当に注意するべきなのは後者です。
NFTアートも時代の流れなので、常に有利なポジションを探しましょう。新しいものを拒絶しても、どんどん生きづらくなるだけです。だったら、波乗りするほうが得策。
そして、NFTアートを始めるときの最初のハードルは「仮想通貨の取引所での口座開設」だと思うんですよね。
しかし、口座開設はお金がかからない上に、30分以内でサクッと始められます。なので、迷う暇があるなら口座開設して、NFTアートを始めましょう。
次につながる行動