NFTゲームならゲームを遊びながら稼げるらしいけど、ハッキングとかがあるらしいな…。心配だから、NFTゲームを始めるときにハッキング対策を教えてほしい!
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- NFTゲームでハッキングされた事例を紹介する
- NFTゲームでハッキングされないための対策
この記事を書いている僕は、日常的にNFTゲームを触っており、ハッキングされた経験はありません。わりと安全に使っている自信があります。
最近では「NFTゲームがハッキングされた」というニュースが多く、NFTゲームを始めるときはハッキング対策しないといけません。
そこで今回は、NFTゲームでハッキングされた事例について解説します。
記事の後半では、ハッキングされないための対策も解説していますよ。
NFTゲームでハッキングされた事例を紹介する
NFTゲームでハッキングされた事件として有名なのが、「Axie Infinity」ですね。
Axie Infinityがハッキングされた事件
Axie InfinityはNFTゲームの中でも王者のような存在ですが、ハッキングされた事件があります。
2022年の3月に、700億円以上の仮想通貨が不正流出されました。
上記がCoinPostの記事ですね。
Axie Infinityが人気になった理由として「ガス代が安い」というのがあります。
イーサリアムのガス代は高いですが、Axie InfinityはRoninブリッジという独自のブロックチェーンを使用しています。なので、Axie Infinityはガス代が安いんですよね。
しかし、2022年3月にはRoninブリッジに接続する「秘密鍵」が盗まれて、ハッキングされてしまいました。それによって700億円以上が流出されたようです。
ハッカーが狙うのは、ウォレットです
ハッカーが狙うのはウォレットなんですよね。
Axie Infinityを始めるためには「Roninウォレット」が必要ですが、セキュリティを厳重にしないといけません。
NFTゲームを始めるには「ウォレット」に仮想通貨を用意しないといけません。そこで、ハッカーがウォレットを攻撃するんですよね。
もし仮に、Axie Infinityがハッキングされたときにウォレットを接続していたら、盗まれていたかもしれません。
じゃあ盗まれた仮想通貨は返ってくるかというと、多分無理でしょう。
ウォレットがハッキングされても「自己責任」になってしまいます。
じゃあどうしたらいいのか?
答えは「ウォレットの接続を解除する」です
ウォレットの接続を、解除するべき話
NFTゲームにウォレットを接続したままだと、危険です。
というのも、ウォレットを接続しているときにNFTゲームがハッキングされたら、ウォレットを不正利用されてしまうからです。
なので、NFTゲームをやめるときは毎回ウォレットの接続を解除しましょう。
- 始める時:NFTゲームを遊ぶためにウォレットを接続する
- やめる時:ハッキング対策として、ウォレットを解除する
上記のようなイメージ。
こんな感じで、NFTゲームをやめるときはウォレットの接続を解除しましょう。もし接続したままだと、ハッキングされたときに仮想通貨が盗まれるリスクがあります。
ハッキングよりも「偽サイト」に注意
ハッキングも危険ですが、NFTゲームには「偽サイト」もあります。
おそらく、ハッキングよりも偽サイトのほうが危険性が高いはず。
例えば、NFTゲームだと思って偽サイトにウォレットを接続したら、ウォレット内の仮想通貨やNFTがすべて盗まれてしまします。
その対策としては、「下調べをする」ですね。
NFTゲームのURLは正しいのか、しっかり調べておきましょう。
あと、「NFTゲーム自体が詐欺」という場合もあるので注意。詐欺にひっからないためにも、しっかりググっておきましょう。
NFTゲームでハッキングされないための対策
NFTゲームでハッキングされないためには、次の3つの対策があります。
- 対策①:ウォレットを2つ作る
- 対策②:2段階認証を設定する
- 対策③:稼いだらすぐ出金する
対策①:ウォレットを2つ作る
ぶっちゃけ、これが一番大切です。
ウォレットを2つ作りましょう。
- 保管用ウォレット:例えるなら「銀行」です。NFTゲームに接続しない。
- 売却用ウォレット:例えるなら「財布」です。NFTゲームに接続する。
お金を財布に入れていたら、すぐに取り出せますよね。
しかし、もし財布に全財産を入れていたら「盗まれる・落とす」みたいなリスクがあります。
ほとんどの人は「売却用ウォレット」に全財産を入れてますが、、、ハッキングされたらすべて盗まれます。
しかし、「保管用ウォレット」に仮想通貨を入れておけば、もし売却用ウォレットがハッキングされても大丈夫ですよね。
なので、ウォレットを2つ作っておきましょう。MetaMaskウォレットの作り方については【完全解説】MetaMask(メタマスク)の使い方を解説【登録・入金・送金の方法】をどうぞ。
対策②:2段階認証を設定する
基本的に、「2段階認証をしてない=セキュリティが終わってる」という感じです。
例えるなら、治安が悪い街で、ドアを開けたまま外に出るようなものです。
なので、仮想通貨の取引所がハッキングされないためにも2段階認証をしておきましょう。もし2段階認証をしてないなら、ハッキングに遭っても「自己責任」ですよ。
あと、パスワードの使い回しもNGです。
パスワードを記憶するのは大変ですが、「iCloudキーチェーン」などを使えばOKですよ。
対策③:稼いだらすぐ出金する
NFTゲームで稼いだら、「保管用ウォレット」に移しましょう。
もしNFTゲームがハッキングされたら、稼いだお金が盗まれますからね。
例えば、もしNFTゲームで稼いだ10万円をゲーム内に入れたままだと、ハッキングされたときにすべて盗まれます。しかし、保管用ウォレットに移してたら盗まれる心配はありません。
なので、NFTゲームで稼いだらすぐ出金するのが大切。
稼ぎやすいNFTゲームを5つ紹介
というわけで、今回はここまで。
最後に、稼ぎやすいNFTゲームを5つ紹介して終わります。
稼ぎやすいNFTゲーム
- Splinterlands:カードゲーム。初期費用1,000円。スマホOK。
- Town Star:無料で始められる街造りゲーム。スマホOK。
- StarAtlas:宇宙が舞台の高グラフィックゲーム。
- My Crypto Heroes:歴史上のキャラで戦うRPG。初期費用500円
- illuvium:ポケモンっぽいゲーム。めっちゃ高クオリティー。
ぶっちゃけ「Axie Infinity」とか「STEPN」を紹介しようと思ったのですが、、、あまりオススメしません。なぜなら、もう「流行りきった=流行らない」からですね。
NFTゲームで稼ぐためには「流行る前に始める」というのが大切。
なので、将来性がありそうな5つを紹介しました。
ということで、以上です。