AIで生成したイラストをNFTアートにして販売したら、稼げるのかな?でも、著作権があるからNFTアートにしたらダメなのかな?
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- AIのイラストをNFTアートにして販売してもいいのか
- AIのイラストをNFTアートにする方法【3つの手順】
この記事を書いている僕は、AIでイラストを生成させて遊んだりしつつ、NFTにも触れています。最近では、AIのブームが来ていることを実感しますね。
日本ではNFTアートが流行りだしましたが、それと同時に「AIブーム」も近づいています。NFTアートで有名なCrypto PunksもAIによって作られていますからね。
ということで今回は、「AI×NFTアート」というテーマで解説していきます。
「AIのイラストをNFTアートにして販売したい」という人は、ぜひ。
AIのイラストをNFTアートにして販売してもいいのか
結論としては、違法なコンテンツでなければOKです。
結論:違法なコンテンツではなければOK
AIのイラスト生成ツールはたくさんありますが、今回はStable Diffusionを例にして解説していきます。
Stable Diffusionのライセンスは、下記のように表記されました。
Before using the model, you need to accept the model license in order to download and use the weights.
The license is designed to mitigate the potential harmful effects of such a powerful machine learning system. We request users to read the license entirely and carefully. Here we offer a summary
You can't use the model to deliberately produce nor share illegal or harmful outputs or content,
We claim no rights on the outputs you generate, you are free to use them and are accountable for their use which should not go against the provisions set in the license, and
You may re-distribute the weights and use the model commercially and/or as a service. If you do, please be aware you have to include the same use restrictions as the ones in the license and share a copy of the CreativeML OpenRAIL-M to all your users.
Note: we are concurrently developing an additional blog post focusing on the model card and license of this system.
英語なのでわかりづらいですね…。
簡単にまとめると、下記のような感じ。
- 違法・有害なコンテンツを意図的に生成するのはNG
- AIで生成したイラストは自由に使用することができる
- 商用利用するときは、ライセンス原文を共有すること
上記のような感じですね。
違法・有害でなければ、ほぼ自由に使うことができます。
ただし、AIのイラストを使うのは自己責任
Stable Diffusionのライセンスは「基本は自由に使ってOK」という感じですが、AIのイラストを使うのは自己責任でお願いします。
というのも、「販売する」という行為を完全に認めているわけではないから。
具体的なライセンスについては、自分で調べるようにしましょう。
とはいえ、OpenseaにはStable DiffusionのNFTアートを販売しているコレクションもあります。
なので、AIを使ってNFTアートを販売するのは一般的になるのかもしれません。
ただし、販売するときは自己責任でお願いします。
海外では「AIブーム」が来ているという話
まだ日本では話題になってないかもですが、海外では「AIブーム」みたいな状態が近づいています。
例えば、アイデアが生まれる手順は次の5つ。
- 手順①:創造
- 手順②:作成
- 手順③:複製
- 手順④:流通
- 手順⑤:消費
そして、AIは「作成のプロセス」を破壊します。
下記のような感じ。
- 手順①:創造
- 手順②:作成 ←AIで改善
- 手順③:複製 ←コピー機で改善
- 手順④:流通 ←ネットで改善
- 手順⑤:消費 ←SNSで改善
上記のとおり。
海外ではこのような考えが浸透しており、英語でググると情報が出てきます。
これからは、漫画や映画もAIが作る時代が来るかもしれませんね。
日本人として、時代の波に遅れないようにしましょう。
「AI×イラスト」にはチャンスがあるかも
最近では、海外のテック業界で「AI×イラスト」のブームが来ています。
その発端は、さきほど書いた「Stable Diffusion」が無料公開されたから。
なので、デザイナーやイラストレーターは「AIツール」を学びましょう。AIツールを使いこなす人は、大幅に有利になります。
例えば、AIに「GOD」という文字でイラストを生成させても、低品質なイラストができます。しかし、「GOD+ Unreal Engine」でイラストを生成させたら、高品質なアートになる。
こういった手法を学ぶことで、デザイナーやイラストレーターの業界が成長していきます。
日本でも最先端の技術が使えるので、Stable Diffusionを使いこなしましょう。
AIのイラストをNFTアートにする方法【3つの手順】
AIのイラストをNFTアートにするには、次の3つの手順をしましょう。
- 手順①:AIにイラストを生成させる
- 手順②:NFTアートを売る準備をする
- 手順③:NFTアートを販売する
手順①:AIにイラストを生成させる
まずはAIにイラストを生成させます。
Stable Diffusionを使うためには「ターミナル」を使わないといけません。
しかし、それは面倒なことが多いので、今回は「DiffusionBee」というツールを使います。
1.まずは、公式サイトを開いて「Download for MacOS」をクリックします。
2.ダウンロードしたらDiffusionBeeを開いてワードを入力します。
3.「Generate」をクリックすればAIがイラストを生成してくれます。
これで、AIのイラストを生成できました。
綺麗なイラストができるようにコツを掴んでいきましょう。
手順②:NFTアートを売る準備をする
それでは、NFTアートを売るための準備をしましょう。
NFTアートを売るには、次のような準備をしないといけません。
※上記のリンクをクリックすれば、解説記事を開くことができます。
少し面倒ですが、とはいえ1回完了させれば簡単に売れるようになります。なお、具体的な手順については【簡単】NFTアートの売り方を5つの手順で解説【稼ぐ3つのコツ】で解説しています。
手順③:NFTアートを販売する
それでは、NFTアートを販売しましょう。
OpenseaでNFTアートを販売するには、次の5つをしましょう。
- (1)Opensea公式サイトに接続する
- (2)Openseaのコレクションを作る
- (3)コレクションの情報を入力する
- (4)NFTアートにする絵を投稿する
- (5)NFTアートに値段をつけて売る
なお、2022年の春まではガス代が1万円ほど必要でした。しかし、今はOpenseaで販売するときはガス代が不要になりました。
無料でNFTアートを販売できるので、下記の記事からNFTアートを販売してください。
参考:【簡単】NFTアートの売り方を5つの手順で解説【稼ぐ3つのコツ】
「AI×NFTアート」で最先端を感じよう
というわけで、今回はここまでです。
最後に「AI×NFTアート」で最先端を感じましょう。
NFT業界で有名な「Crypto Punks」もAIによって作られていて、「AI×NFTアート」の融合が進化してきています。
Stable DiffusionなどのAIツールが増えてきているので、波乗りしつつスキルを身につけていきましょう。NFT業界も確実に成長するので、波乗りは必須。
それでは、快適なAIライフをお楽しみください。(´∀`)
次につながる行動