『意志力が弱くて困ってる』
『意志力を鍛えたい』
このような悩みを解決します。
今回解説するのは以下の3つです。
- 意志力が低下する原因
- 2種類のストレス反応
- 意志力を強くする方法
参考にしていただけると嬉しいです。
意志力が低下する原因
意志力が低下する原因はなんなのでしょうか。
結論、意志力が低下するのはストレス反応が原因です。
まず、ストレス反応は以下の2種類があります。
- 闘争・逃走反応
- 休止・計画反応
意志力が必要な時、どちらの反応をするかが重要ですね。
それでは順番に解説します。
闘争・逃走反応
闘争・逃走反応とは、猛獣に襲われた時などに起こる『逃げないと!』という反応です。
現代は猛獣に襲われることはないですが、目の前にケーキ(誘惑)がある時はどうでしょう。
脳はケーキを見つけると『これを食べると血糖値が上がって死んでしまうかもしれない!』と考え、血糖値を下げます。
血糖値が下がるとケーキが食べたくなり、欲望に負けてしまうので、闘争・逃走反応は避けるべきでしょう。
休止・計画反応
ケーキを目にした時はすぐに行動せず、むしろ落ち着いて我慢するべきですよね。
休止・計画反応はまさにそれです。
闘争・逃走反応とは真逆で、一度落ち着き、欲望を抑えてくれます。
休止・計画反応は欲望を抑える前頭前皮質という脳の部位にエネルギー溜められるので、意志力を強めることができますね。
休止・計画反応をする方法
ストレス反応の重要性は分かったと思います。
続いて、休止・計画反応をする方法を解説します。
方法は以下の5つです。
- 深呼吸
- 瞑想
- 睡眠不足の解消
- ストレスや疲労の解消
- 運動
それでは順番に解説しましょう。
深呼吸
意志力を働かせるためには深呼吸をするのがおすすめです。
呼吸法により前頭前皮質が活性化し、心拍変動も上昇するため、自然と休止・計画反応になります。
呼吸ペースを1分に4〜6回にし、一回の呼吸を10秒以上にしましょう。
そして『4秒吸って8秒吐く』というように、吐く時間を吸う時間の2倍にするのがポイントです。
息を吐く時間にリラックス効果があるからですね。
覚えておきましょう。
瞑想
恐らく、瞑想は意志力を鍛える最も簡単な方法でしょう。
瞑想は3時間行うだけで、注意力や自制心がアップし、11時間行うと脳の形が変化します。
前頭前皮質に必要な灰白質も瞑想で増加するのでやらないと損かもしれません。
瞑想についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
是非読んでください。
睡眠不足の解消
睡眠不足は意志力が低下してしまう原因の一つです。
しっかり寝ないとエネルギー不足になり、糖分やカフェインが欲しくなります。
しかし、糖分を摂取しても効率的にエネルギーとして使えません。
それに睡眠不足で前頭前皮質にエネルギーが送られないため、我慢も難しくなってしまいます。
なので、睡眠時間は最低でも7時間、できれば8時間以上にしましょう。
ストレスや疲労の解消
ストレスや疲労も意志力低下の原因です。
意志力には限界があるので、意志力を使い果たして疲労が溜まると自己コントロールができなくなります。
意志力も睡眠などで回復をする必要があります。
自制心の消耗を抑えるようにましょう。
ストレス・疲労に関しては以下の記事で解説しています。👇
運動
意志力を鍛えるためには運動もおすすめです。
運動を行なった人は、以下のような変化がありました。
- 喫煙や飲酒、カフェイン摂取量が減少
- 健康的な食事や勉強時間、貯金も増えた
- 感情のコントロールができるようになった
運動の効果はとても大きく、運動をしないのは不健康になる薬を飲んでいるようなものです。
意志力を鍛えるために、運動も習慣化するといいでしょう。
運動のやり方は簡単です。 5分間、自分が好きな運動をしましょう。
短時間の運動は効果が高く、自分が好きな運動は持続できるからです。
個人的にはグリーンエクササイズがおすすめですね。
グリーンエクササイズとは、自然の中で運動をすることです。(公園や庭でもOK)
自然の中にいるだけでも効果は跳ね上がります。
子供やペットを連れてもいいかもしれませんね。(*´꒳`*)
まとめ
- 意志力が弱いのはストレス反応が原因
- 闘争・逃走反応と休止・計画反応がある
- 運動やリラクゼーション、睡眠不足の解消などで意志力を強くする
意志力に関してはこちらの記事でも解説しています。👇
是非読んでください。
というわけで、今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
■参考にさせていただいた本:スタンフォードの自分を変える教室