NFTゲームってすぐにオワコンになる印象があるんだけど、寿命はどれくらいなのかな?どうにか将来性があるNFTゲームを見極めたいんだけど、コツとかはあるのかな?
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- NFTゲームの寿命は「6ヶ月」です
- NFTゲームで損しないためのコツ
この記事を書いている僕は、NFTゲームを日常的に触っている中学2年生です。安定してプレイするのは難しいので、常に変化し続けるのが大切です。
NFTゲームは「すぐに流行って、すぐに消える」というのが一般的です。STEPNやAxie Infinityもそうでしたよね。
そこで今回は、NFTゲームの寿命は「6ヶ月である」という話をします。
この記事を読めば、NFTゲームで損するリスクを回避できますよ。
NFTゲームの寿命は「6ヶ月」です
NFTゲームの仮想通貨が高騰してから下落するまでの寿命は、だいたい「6ヶ月」くらいです。
なぜなら、「ポンジスキームと同じ構造だから」ですね。
結論:ポンジスキームと同じだから
現状のNFTゲームは、ポンジスキームと似ている構造をしています。
要するに、ネズミ講ですね。
上記の画像のとおりです。
ポンジスキームが成立するのは、Aさんが100万円のお金を入れて、そのうち10万円がBさんに引き出されるから。つまり、新規顧客のお金が古参の人に振り込まれる仕組み。
こういったポンジスキームは、新規顧客が増えなくなるタイミングで破綻します。そして、その新規顧客が増えなくなるのが「だいたい6ヶ月」なんですよね。
寿命が短いNFTゲームの3つの事例
もしかしたら「本当に6ヶ月なの?」という疑問があるかもなので、具体例を紹介します。
例えば、下記の3つのNFTゲームですね。
Axie Infinity:寿命5ヶ月
Axie Infinityは世界で一番流行ったNFTゲームで、フィリピンではAxie Infinityで生計を立てる人が激増しました。そんなAxie Infinityでも、2021年8月〜2022年1月までで価格が暴落しています。
STEPN:寿命3ヶ月
STEPNは日本で「歩いて稼げる」といって流行ったNFTゲームです。全盛期は30分で1,000円くらい稼ぐ人もいました。しかし、2022年2月〜2022年5月にGMTという報酬の仮想通貨が高騰して、すぐに暴落しました。
Splinterlands:寿命4ヶ月
Splinterlandsは日本でも有名なカード系のNFTゲームです。初期費用が1,000円でも始められて、初心者にも人気でした。しかし、2022年7月〜2022年11月に仮想通貨の価格が上がって以来、ずっと右肩下がりです。
こんな感じで、NFTゲームの課題として「寿命が短い」という問題があります。永久に新規顧客が入らないと仮想通貨の価格が暴落してしまうので、構造的に仕方ないかもしれません。
NFTゲームの寿命は、徐々に伸びる
人間の寿命が少しずつ伸びているように、NFTゲームの寿命も伸びていくはず。
なぜなら、「新規顧客を少しずつ増やす」というNFTゲームが増えているから。
上記の画像のとおりです。
新規顧客が増えすぎると「爆発的な価格UP」が起きます。すると、結果的にすぐに価格が暴落してしまいます。
なので、NFTゲームの寿命を伸ばすために「新規顧客を一定に抑制する」というプロジェクトが増えていき、これから寿命が長いNFTゲームも増えていくはず。
つまり、NFTゲームの新規顧客を少しずつ増やすことで価格が安定するわけですね。そういったプロジェクトが増えれば寿命が伸びるはず。
寿命が長いNFTゲームが覇権を握る
下記のツイートをご覧ください。
AxieからSTEPNの進化はUT(GST)利用箇所を複数作った。ただ最終的には靴のmintだけになって、新規の流入が止まったタイミングで靴のフロアが暴落、誰もmintをしなくなりGSTも暴落とAxieと同じ崩壊へ
— 国光宏尚 元gumi (Hiro Kunimitsu) (@hkunimitsu) October 14, 2022
BCGで必須なのはUT価格の安定
これを実現できたゲームが次の覇権ゲームになると思う
2/2
上記のとおりでして、NFTゲームのいちばんの課題である「寿命の長さ=価格の安定」をできたプロジェクトが、NFTゲームの覇権を握ることになるはず。
NFTゲームの寿命を延ばすためにSTEPNは、「仮想通貨を利用箇所」をいくつか作りました。例えば、「靴の購入」「靴の修正」「靴のレベルアップ費用」などですね。
しかし、それでも「仮想通貨全体の暴落」や「中国の規制」によってSTEPNの仮想通貨の価格が暴落してしまいました。
このように、NFTゲームで「寿命を延ばす=価格を安定させる」のはかなりハードです。なので、NFTゲームのトークンの安定ができたプロジェクトが覇権を握ることになるでしょうね。
NFTゲームで損しないためのコツ
NFTゲームで損しないためには、次の3つをしましょう。
- コツ①:お金と時間を投資しすぎない
- コツ②:2倍になったら50%だけ売る
- コツ③:ゲームの運営の本気度を知る
コツ①:お金と時間を投資しすぎない
NFTゲームのプレイヤーは稼ぐのが楽しくて、お金や時間を投資しすぎちゃうんですよね。
しかし、前章で解説したとおりNFTゲームの寿命は短いです。
例えば、「STEPNが稼げるから会社を辞める」という人がいましたが、、、それは危険すぎますね。現状は、どんなNFTゲームでも、いずれ稼げなくなりますので…。
なので、NFTゲームで損しないためには「適切なタイミングに参入して、適切なタイミングに撤退する」というのが大切です。
NFTゲームで稼ぐのが楽しすぎて、お金を時間を投資すぎることがないようにしましょう。1つのNFTゲームに博打するのは危険です。
コツ②:2倍になったら50%だけ売る
NFTゲームなどに投資するときは「自分のルール」を作っておくべきです。
僕がオススメなのは「2倍稼いだら50%だけ売る」というルールですね。
- NFTゲームに10万円を投資したら、20万円になった
- 稼いだうちの10万円を出金して、日本円に換金する
- もし残りの10万円が暴落しても、損することはない
上記のようなイメージですね。
これは投資でも使われるテクニックで、NFTゲームでも適用できます。
そして1つ大切なポイントがあり、それはNFTゲームの「アイテム」に投資するなら、2つ買うべきということ。
- アイテムの10万円で2個のアイテムを買って、価値が2倍になる
- アイテムを1つだけ売って、10万円の利益を確定させる
- もし残りのアイテムが暴落しても、損することはない
NFTのアイテムに投資するなら、上記のようなイメージになります。
こういった「自分のルール」を決めておくことで、損するリスクを避けられます。大切なのは、「NFTゲームの寿命は短い」ということです。
コツ③:ゲームの運営の本気度を知る
NFTゲームの「運営の本気度」を知っておきしょう。
なぜなら、運営の本気度によってプロジェクトが成功するかが変わるからです。
例えば、エルフマスターズというNFTゲームは運営がひどすぎて、コミュニティ内でも大炎上していました。結果、トークンの価格が暴落してたくさんの人が損しました。
参考:【クソゲー】NFTゲームが炎上している話を深堀り【エルフマスターズ】
このような失敗に巻き込まれないためにも、「運営の本気度」を確認するべき。
実践的な方法としては、SNSをチェックするのが大切。
「運営の本気度」を測るチェックリスト
- プレイヤーの視点を持っているか
- お金の使い道はしっかりしてるか
- 未来のビジョンにワクワクするか
上記のあたりはチェックしておくべき。
あと、エルフマスターズが炎上した理由に「運営とコミュニティの距離が遠い」というものがあります。なので、「プレイヤーの意見を取り入れているか」も見ておくべきですね。
たまには「損切り」するのも大切です
というわけで、今回は以上です。
最後に1つ大切な話があり、それは「たまには損切りも大切」ということ。
「NFTゲームの寿命が来た」という予感がしたら、すぐに損切りすべき。
さらに大きな損を生まないためですね。
これもまた、自分のルールを作るのがオススメ。例えば、「買値の5%下落したら売る」「取引期間を決めて売る」とかですね。
ということで、NFTゲームの寿命は短いことを覚えたうえで、損しないようにしましょう。それでは、以上です。